日本スケート連盟は23日の評議員会で役員を改選し、2006年トリノ冬季五輪フィギュア女子金メダリストの荒川静香さん(30)を新理事に選出した。同連盟によると史上最年少での理事就任となる。任期は2年。橋本聖子会長は「選手の心が分かる人。現場の声を反映したかったので打診した」と話した。
荒川さんは宮城県出身。1998年長野五輪で初出場し、04年世界選手権で日本人3人目の優勝を果たした。06年春に引退後は、プロスケーターや解説者として活躍している。
フィギュアで77年世界選手権男子3位の佐野稔氏(57)も新任し、浅田真央(中京大)を指導する佐藤信夫氏(70)は定年で退任した。
[ 共同通信 2012年9月23日 17:37 ]
新理事に荒川静香さん=日本スケート連盟
日本スケート連盟は23日、東京都内で評議員会を開き、新理事に2006年トリノ五輪フィギュアスケート女子金メダリストの荒川静香さん(30)を選んだ。橋本聖子会長は、「(荒川さんは)プロスケーターとして活躍しながら、普及活動も行っている。フィギュア部門のアドバイザーとして、選手が今何を必要としているかを伝えてもらいたい」と語った。
フィギュアスケートの1977年世界選手権東京大会男子銅メダリストの佐野稔氏(57)も新理事に選任された。