闘病隠し、フィギュア女王に君臨 イリーナ・スルツカヤ
2006年02月01日12時12分
はじけるような笑顔で、3年にわたる闘病生活を覆い隠している。
はじけるような笑顔で、3年にわたる闘病生活を覆い隠している。
03年のことだ。突然の高熱に手足のむくみ。原因がわからず、病院をたらい回しにされた。血管の難病は今も完治せず、薬は欠かせない。副作用のめまいにも悩まされる。担当医からはスケートをやめるように言われた。それでも滑る。「病気になってどんなにスケートが好きかわかった」
パワフルで高いジャンプを跳び、得点を稼げるビールマンスピンを披露する。1シーズンを棒に振ったが、04~05年シーズンに復活した。2度目の世界女王となった。
今季も他を寄せ付けない強さを見せていたものの、昨年末のグランプリファイナルで浅田真央(グランプリ東海ク)に屈した。控室で涙を流した女王は記者会見で、「採点が不満。私は負けていない」。
ソルトレーク五輪では、2位に終わっている。1月の欧州選手権で、カタリナ・ビット(独)らを抜く7度目の優勝を果たし、最多優勝の歴史を作った。残るのは五輪の金だけだ。女王のプライドにかけて、譲れない。
藏起与病痛斗争的生活 捍卫冰女王荣誉 伊琳娜 斯鲁斯卡娅
在灿烂的笑容下,隐藏的是长达三年的与疾病作斗争的生活。
时间回到03年。斯鲁斯卡娅突然出现原因不明的高热不断且手足浮肿的症状。在辗转于多家医院后,血管的疾病到现在还没有痊愈,依然需要药物来维持治疗。现在她还受到药物副作用带来的眩晕的困扰。医生曾建议她放弃花样滑冰运动。尽管如此,她还是活跃在冰场上。她说:“在得病之后,我才发现自己是多么热爱滑冰!”
斯鲁斯卡娅的特点是强有力的跳跃和非常捞分的贝尔曼旋转。她曾经几乎消失了一个赛季,但是在04到05赛季,她卷土重来,并夺得两次世界冠军。
这个赛季她依然保持了这种强势,但是却在年末的大奖赛总决赛中输给了浅田真央。在休息室里,她流下了眼泪。在随后的记者会上她控诉了评分的不公,并申言自己并没有输。
盐湖城冬奥会她获得了银牌,在1月的欧锦赛上她超过德国的卡特里那·维特的记录第七次获得冠军,创造了新的冠军记录。现在就剩下这块奥运会的金牌了。为了捍卫冰女王的荣誉,她决不会手软!
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